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【SEO】Google Matte Cuts氏が語るSEO業界の誤解 – データ更新とアルゴリズムアップデート

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2013 06 05 2120

こんにちは、ドリル 鈴木です。
今週はさらに気になるGoogleの記事があったのでシェアしたいと思います。

 

これはGoogle検索スパム対策の統括 Matte Cuts氏 が新しくリリースした動画で話した3つのトピックです。
パンダ&ペンギンアップデートで一喜一憂しない為にも、チェックしていきましょう。

 

Google Matte Cuts氏が語るSEO業界の誤解

Google 検索スパム対策の統括である  Matte Cuts氏 が新しく「SEO業界のいくつかの誤り」とした動画をリリースした。
この動画では5分間で3つのトピックについて取り上げています。

  • 1、SEO業界はデータの更新とアルゴリズムのアップデートを混同している。
  • 2、 パンダ&ペンギンのアルゴリズムは、短期的にGoogleに多くの利益をもたらす為ではない。
  • 3、SEOはリンク構築と検索エンジンを考える事にエネルギーと時間を費やし過ぎだ。

 

動画を見たい方はこちらからどうぞ(英語)。

 

アルゴリズムアップデートとデータ更新

Matte Cuts氏 はSEO業界の最大の誤解は、アルゴリズムのアップデートとデータ更新を混同している事だと言っています。

 

アルゴリズムのアップデートとは、検索結果のランク付け、インデックス付け、フィルターの変更を行う事です。 
データ更新はアルゴリズムの実行データをアップデートする行為です。

 

例えば、先日ペンギンアップデートがありましたが、これはアルゴリズムのアップデートでした。
アルゴリズムの仕組みに変更があった為です。
それ以前にペンギン3と2がありましたが、これはデータの更新でした。 

 

パンダ&ペンギンアップデートはGoogleの利益の為ではない

パンダ&ペンギンアップデートなどのアルゴリズムのアップデートを、短期的な収益の為に行っていると考えている多くの業界人がいます。
Matte Cuts氏 はそれは偽りであり、アルゴリズムと検索結果は完全に収益目標と分離していると述べています。

 

Matte Cuts氏 は以前の決算報告書をで、パンダアップデート後の収益が四半期で高くない事を理由としてあげている。
つまり、パンダアップデートはGoogleの収益にとって短期的にマイナスの影響を与える可能性があるります。 

 

なぜなら、パンダアップデートの目標はAdSenseを利用して収益化している、低品質なコンテンツを排除する事だからです。

 

そして、Matte Cuts氏 は長期的な目標として、検索ユーザーを満足させ、Googleに戻ってきて、より検索してもらう事だと言っています。
Googleはユーザーがデータを得て、去る為の手段を提供しています。
Googleは短期的な収益目標に興味がないと何度も言っています。

 

これは明らかにPRだが、Matte Cuts氏 はこの主張を100%信じている様に見えます。 

 

SEOはリンク構築と検索エンジンにフォーカスし過ぎ

Matte Cuts氏 の最後にSEO関係者がエネルギーを費やしすぎている点に付いて議論しています。

 

SEO業界はユーザーではなくリンク構築、検索エンジンに重視しすぎている。
Matte Cuts氏 は彼らは自分のサイトの認知度を上げる為に、ソーシャルメディアや他の分野にもっと多くの時間を費やすべきだと述べている。

 

そして、Matte Cuts氏 は優れたサイトは一般的にデザインとユーザーエクスペリエンス(ユーザー経験)を優先していると言っています。
これによりユーザーは満足し、その他のユーザーにも勧めます。

 

Matte Cuts氏 は「Craigslist」は優れたサイトだが、彼らはユーザーエクスペリエンスの素晴らしくはないとつけ加えた。
だから、多くのスタートアップサイトがユーザーエクスペリエンスにより一部のニッチにおいて「Craigslist」を打ち負かしていると言っています。

 

この記事は私が「Google's Matt Cutts On SEO Industry Misconceptions: Updates, Revenue Goals & Link Building Obsession (Search Engine Land)」を勉強がてら日本語に翻訳した物です。
翻訳ミスは遠慮なくご指摘頂けると助かります。 

 

まとめ 

Matte Cuts氏 の言葉をどこまで信じるかは難しい所ですが、大きく外れている事もない印象がしました。

 

確かにSEO業界はホワイトハットと言いながらも、コンテンツよりもリンク構築や検索エンジンのアルゴリズムに一喜一憂している気がします。

 

Googleとしてはよりよい検索結果がユーザーを引き寄せ、収益に繋がるというスパイラルがある事は確かなので如何にそれを実現するかと言う事ではないでしょうか。
とは言ってもGoogleだけではどうしようもない部分もあるので、みんなでそうして行こうよと言ってる様にも私には聞こえます。

 

また、Matte Cuts氏 が言うソーシャルメディはGoogle+の事ですかね? 
なんにせよ、どれも「卵が先か鶏が先か」 的な水掛け論になってしまう気がしますね。

 

どこまで本音でどこからPRかはわかりませんが、この動画を理解しつつ現状に合わせてSEOに取り組んで行きたいですね。
ちなみに、私はGoogleの動きにあまり一喜一憂しないサイト作りを目指しています。 

 

以上、鈴木でした。

 

 

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